こころんままブログ

"○○のブルグ″なんていうテーマは設けずに,気ままに思いついたことを書いていこうと思っています。

学年末テスト前に思う

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本日は日曜日でしたが,
塾に来ている中学生たちが学年末テストを控えているため,
彼らのために教室を開いて テスト対策授業を行いました。
もちろん,対策授業は今日だけではなく
もう1週間前からやっていることなのですが,
さすがに直前になると, ほとんどの生徒が必死になってきます。
ところが,なかにはやらなくてはいけないプレッシャーが強くなればなるほど
そこから逃げようとする生徒も出てきます。

昨日の土曜日は,
昼から塾に来て対策授業を受けると言っていた生徒2人が
昼から遊んでしまって夕方塾に来ました。
それを事前に知っていた私は,
2人をかなり叱りつけました。
テスト前になって余裕のある生徒ならまだしも,
2人とも成績はあまり思わしくない生徒です。
同じように成績が思わしくない生徒でも
できるだけ頑張ろうとする姿勢を見せるこの時期に
2人のとった行動は 明らかにプレッシャーからの逃げでした。
気分転換の遊びでなかったことは明らかでした。
学校のテストや入学試験といったものは,
学力向上のために役立つことは自明のことですが,
子どもたちの性格分析にも役立つものです。
テスト勉強を前に, 我が子がどのような行動をとるのか,
ある意味では, テスト結果よりもそちらの方を
親はしっかりと観察すべきかもしれません。
できれば,それをテストが終わってから
子ども自身に自己分析させてみたらいいでしょう。

″テスト前に自分がどんなことをしようと思ったのか,
そしてそれができたのか,できなかったのか,
それは自分の性格とどう関係しているか,
これからどうしたらいいのか” ・・・
そんなことを子ども自身に考えさせ, 親が大人の立場からアドバイスしてあげる・・・
テストに対してそういう利用の仕方ができれば
すばらしいですね!
それはテストで何点とったかということよりも,
ずっと後々まで残る財産となります。
そうして 大事を前にしての自己分析というものが
徐々に子どもたちにできていくのではないでしょうか?!